2021/03/30 10:43
薬品を用いた殺菌手法と同様、UV-Cの使用にあたっては安全に配慮する必要があります。UV-C光は人体やペット等の生き物に有害であり、適切な防護措置が求められます。
UV-C機器は、適切なUV-C光設計だけでなく、多重の安全機構を標準装備しており、健康被害リスクの最小化を図っていますが、使用にあたっては取扱説明書を必ず読み、目的外の不適切な使用は絶対にやめてください。
直接照射・直視の厳禁
・紫外線を皮膚に直接又は間接にあてないでください。日焼けのような炎症 が引き起こされる恐れがあります。・点灯中のランプは絶対に直接又はに肉眼で見ないでください。又、反射光も眼に入らないようにしてください。角膜炎のような症状を起こし強い痛みを伴う恐れがあります。
適切な使用、メンテナンス
長期間にわたってUV-Cを使用すると、プラスチック素材の変色や塗装剥がれが生じる恐れがあります。必ず据付の注意を確認し、定期的な清掃、交換、適切なメンテナンスを行ってください。
代理店、工事店の皆様におかれましては、UV-Cのリスクについて十分にご理解頂きますようお願い致します。
設置やメンテナンスにあたっては、必ず据付の注意を確認し、エンドユーザーの皆様の安全確保に努めて頂きますようお願い致します。
正しい使用法
UV-Cライトは、正しい方法で使用することでリスクが最小限になります。UV-Cに直接さらされるのは危険です。照明は、目や皮膚への軽い損傷や重傷を避けるため、常に適切なシールドと安全装置(存在検出センサーやタイマーなど)を取り付けて設置する必要があります。安全装置なしで使用するUV-C殺菌ランプは、取り付け手順および取扱説明書で指定されている安全装置が含まれる殺菌システムの部品としてのみ、使用が可能です。
フィリップスUV-C消毒照明は、Signifyまたは資格のあるパートナーを通じてのみ販売し、Signifyの厳格な安全要件および法的要件に従って資格のある専門家が設置する必要があります。
SignifyのUV-Cライトはいずれも医療機器として承認および認可されておらず、医療目的の消毒には使用できません。死亡、人身傷害、環境破壊を引き起こす可能性のある用途では使用しないでください。